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2022年1月25日

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知らなきゃ損する?中学生の効果的な学習法④

④  家庭での時間割を作る

3/168の話の中で、塾の時間だけでは成績は上がらない。学校の授業中と家庭での学習を改善することが大事だとお伝えしました。家庭での勉強について書いていきますね。

お父さんやお母さんからいただくご相談のNo.1が『家で全然勉強しません・・・』。 『テスト前しか勉強しない』 ひどいのになると『テスト前でも勉強しません』『ゲームばっかりしています』『机の周りがグチャグチャです』『勉強し始めたかなと思っても、すぐスマホさわっています』 みなさんも心当たりがありませんか?(笑)。

み~んな、多かれ少なかれこういった状況に陥っているのです。でも、言い方を変えれば、家での生活改善・学習改善が出来れば、それだけで他の生徒よりも大きく差が付けられる。本田圭佑選手に言わせれば『皆さん、大変伸びしろが大きいですね~』(笑)

ヒントは3つです。

家での時間割を決めること

家族みんなで取り組むこと

金庫を作ること

家での時間割を決める

時間割についてお伝えします。なぜ学校で授業を受けられるかと言うと時間割があって、1時間目は〇時から、2時間目は〇時からと決まっているからです。これがもし『お昼ご飯を食べてちょっと休憩したら昼からの授業をやるから、一休みしたら教室に戻っておいで~』なんてシステムだったら、授業なんて成立しません(笑) ルールがあるからそれに従って動けるのです。

家でも同じ仕組みを導入します。例えば19時になったら1時間目、20時30分から2時間目といった具合です。勉強をやっていない人は、最初は20~30分からでも大丈夫と書きましたが、最終的には中学生は学年+1時間(中1は2時間、中2は3時間、中3は4時間)、高校生は高1・高2は3時間、高3は4時間の学習時間を毎日確保したいところです。

決まった時刻になったら、机に向かいます。19時から勉強を始めて20時までやるつもりだったけど、部活動で疲れて19時45分に勉強を止めてしまった。。。そんな場合でも次の開始時刻20時30分になったらまた机に向かいます。どんな状況であっても学習の開始時刻が来たら机に向かう、これを実践するのです。アプリでその時刻になったら音が鳴るよう設定して、サッと始められるようにするのもお勧めです。

家族みんなで取り組む

とは言え、学校で勉強し、部活動で走り回った後、家で集中して取り組むのは実に簡単なことではありません。お勧めは家族みんなで取り組むことです。お父さん、お母さんもお子さんと一緒に何か勉強しませんか? コロナでリモートワークが増え、ご家庭でも仕事をされるケースが増えてきました。仕事や作業をお子さんの家庭での学習時間割に合わせて行うのです。資格試験に挑戦されるのはいかがでしょうか? 簡単なところでボールペン字などどうでしょうか?(失礼、〇ーキャンの営業マンのようになってしまいました(笑))

学ぶ姿勢を家族の皆さんで具体的に実践する、そんな雰囲気を家庭で作っていくと、お子さんの挑戦意欲も増してくると思います。これ想像以上に効果あります。

金庫を作る

金庫作戦をご紹介します。やり方は簡単、ホームセンターやネット通販で小さな手提げ金庫(3,000円くらい)を買ってきて、勉強時間中に君を誘惑するものを入れて鍵をかけておく。鍵はお父さん・お母さんに預けておく。これだけです。スマホ、読みかけの漫画の次の巻、ゲームであれば小さな金庫に入らないでしょうから、電源ケーブルだけ入れておく・・・ こういったものが手の届くところにあるからつらい。金庫に入れて、物理的に手が届かないようにする。さわれないとなると、諦めて勉強に向かえるものです。で、次の休憩時間に鍵を開けてまたさわればいいのです。

この作戦が成功するかどうかの大きなポイントが1つあります。

それは自分で決めること。

お父さんやお母さんに決められると『取り上げられて腹が立つ!』という感情が芽生えてきます。取り上げられているんじゃない。自分が頑張れる環境を作るんだ!そう考えて取り組むことが重要です。そのためには他人に決められるんじゃなく、自分で決めることが大切です。家庭での学習改善、取り組んでください。

前回 知らなきゃ損する?中学生の効果的な学習法③

次回 知らなきゃ損する?中学生の効果的な学習法⑤

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